予算決算常任委員会 令和7年12月3日(水)
予算決算常任委員会 令和7年12月3日(水曜日)
(開会前)
※ 日程確認
※ 審査要領の説明及び効率的な審査の協力依頼
※ 要求資料の取下げを確認
(開 会)
委員長(干場君):ただいまより、予算決算常任委員会を開会いたします。(9:59)
本日の日程は、開会前に確認いたしましたとおり、次第に記載のとおり進めてよろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
1付託案件の審査、(1)議案第77号 江別市議会議員及び江別市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題と致します。
これより、議案第77号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、議案第77号に対する討論に入ります。
討論ございませんか。(なし)
討論なしと認めます。
引き続き、議案第77号を挙手により採決いたします。
議案第77号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手全員であります。
よって、議案第77号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、(2)議案第87号 令和7年度江別市病院事業会計補正予算(第1号)を議題と致します。
これより、議案第87号の結審を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。(異議なし)
御異議なしと認め、直ちに、討論、採決を行います。
これより、議案第87号に対する討論に入ります。
討論ございませんか。
吉本君:議案第87号 令和7年度江別市病院事業会計補正予算(第1号)について、賛成の立場から討論を行います。
令和7年度病院事業会計補正予算(第1号)概要では、6月以降の診療収益増等により、当初予算額から病院事業収益は3億5,939万7,000円増の73億7,808万3,000円に、一方、病院事業費用も1億1,221万円増の78億7,266万9,000円で、増加の内訳は、材料費7,072万6,000円、給与費3,599万3,000円と物価高騰や人件費増がほとんどを占め、公定価格である診療報酬が物価高や人件費上昇分を十分反映させていないことを示しています。
その結果、収益的収支差引きは、当初予定額マイナス7億4,177万3,000円からマイナス4億9,458万6,000円と2億4,718万7,000円の改善となっていますが、不良債務残高は増加して資金不足が続いていること、1年以内に返済しなければならない一時借入金残高も示されています。
そのような中で、令和7年4月1日付の総務省通知では、公立病院全体の令和5年度の経常収支は、国庫補助金等の減少や職員給与費、材料費等の医療費用の増加により、4年ぶりに赤字に転じ、赤字の公立病院の割合も、令和4年度には約3割であったが、令和5年度には約7割にまで拡大している、さらに、令和6年度においても、職員給与費、材料費等は引き続き増加傾向にあると見込まれるため、公立病院の経営環境は一層厳しくなっているとし、このような背景を踏まえ、収支改善に取り組む公立病院の資金繰りを支援し、経営改善を促進するため、新たに病院事業債(経営改善推進事業)を設けるとしています。
さきの委員会では、当市は、この病院事業債(経営改善推進事業)について、令和7年5月に起債確認書等を総務省へ提出、10月8日に北海道から確認完了及び発行可能額の確定について通知を受けたこと、令和7年度決算、補正予算見込み(第1号)で22億円程度の資金不足が見込まれることから、この資金不足額を上限に、本事業債の申請手続を進めていく予定であると説明がありました。
さらに、この事業の経営改善効果額について、取組内容や効果対象年度、効果額に分類して示されており、特に令和5年度から令和8年度までに7名の医師増としています。
医師確保の実現性について質疑がありましたが、令和8年度の3名増の消化器内科医は、既に1.5人が採用されており、さらに、消化器病センター開設のために必要な医師確保についても準備をしているとのこと。人事に関わる事案は、その事業の成否にも影響することも危惧され、提案や議論に慎重さが必要と考えます。
また、経営改善効果額については、項目ごとの改善額そのものの積み上げであること、一方、経営改善効果額は、診療報酬をはじめ物価等で変動することなども確認しました。
また、起債及び一般会計からの長期借入金の年度ごとの償還見通しでは、長期かつ多額の償還は難しく、一般会計に頼らなければならない事態は将来世代に負担を負わせることになるのではとの声がありますが、そもそも、今、病院経営を守ることは、将来世代が安心して生きられる、子育てができる、老後を暮らせることの保障になるものです。
一般会計からの長期借入金の返済については、今後、関係機関等と協議していきたいとのことですが、市立病院の本来の役割を守ることを最優先に検討すべきことを再度申し上げ、議案第87号 令和7年度江別市病院事業会計補正予算(第1号)について、賛成の立場からの討論と致します。
委員長(干場君):ほかに討論ございませんか。
岡君:議案第87号 令和7年度江別市病院事業会計補正予算(第1号)について、賛成の立場から討論いたします。
今回の補正予算は、国による公立病院の資金繰りへの支援として、今年度から3か年を期間とした病院事業債(経営改善推進事業)が新たに創設されたことを受けて、市立病院として本事業債を新たに発行し、その暫定的な発行額を22億円と定めるものなどです。
22億円という発行額は大きな金額ではありますが、年度末の一時借入金をゼロとすることで来年度以降の資金繰りが改善される点は、金利負担を考慮しても相応の合理性があると考えます。
また、病院事業債の発行に当たって、経営改善効果額が試算されていますが、その取組の中心となる医師招聘の見通しは、確定はしていないものの、一定のめどが立ってきており、楽観的な前提ではあるものの、相当程度の収益の増加が期待できるものであると考えます。
しかしながら、問題は過去の長期借入金などに今回の病院事業債が上乗せされることで、資金不足への対応のための借入金残高が50億円を超える巨額となり、将来の資金繰りにさらなる懸念が生じる点です。
現在見直しが進められている改定江別市立病院経営強化プランが順調に推移し、経営改善効果額を達成できたとしても、3年の据置期間が終わる令和11年度以降の資金収支は、マイナスとなることが予想されます。
期待どおり収益が増加したとしても、早晩資金繰りが行き詰まる可能性があり、病院事業会計のみで過去の借入金を返済することは、現実には困難であると認識すべきと考えます。
以上、議案第87号 令和7年度江別市病院事業会計補正予算(第1号)について、賛成の立場での討論と致します。
委員長(干場君):ほかに討論ございませんか。(なし)
これをもって討論を終結いたします。
引き続き、議案第87号を挙手により採決いたします。
議案第87号は、原案のとおり可決することに賛成の委員の挙手を求めます。
挙手全員であります。
よって、議案第87号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
本日結審を行いました議案に係る付議事件審査結果報告につきましては、委員会での審査経過や結審内容を踏まえて、正副委員長で協議の上、作成いたしたいと思いますが、御一任いただけますでしょうか。(了)そのように確認いたします。
健康福祉部入室のため、暫時休憩いたします。(10:08)
委員長(干場君):委員会を再開いたします。(10:09)
次に、2健康福祉部所管事項、(1)報告事項、アの令和8年度国民健康保険事業費納付金概算額についてを議題と致します。
本件に対する報告を求めます。
国保年金課長:令和8年度国民健康保険事業費納付金概算額について御報告いたします。
資料1ページを御覧ください。
初めに、納付金概算額ですが、平成30年度の国保の都道府県単位化に伴い、各市町村は、毎年度、北海道に事業費納付金を納めることになり、北海道は、国が示す仮係数を基に、北海道全体の保険給付費や後期高齢者支援金、介護納付金のほか、令和8年度から徴収が始まる子ども・子育て支援納付金を推計し、各市町村の被保険者数や世帯数、被保険者の総所得額を基に納付金概算額を算定し、北海道と各市町村は令和8年度予算編成を進めます。
その後、国の新年度予算案が決まり、係数が確定次第、北海道は納付金確定額を算定し、北海道と市町村は、最終的にこの確定額をもって予算措置することになります。
次に、中段の1北海道国保特別会計ですが、北海道は、保険給付費等の総額を4,339億円と見込んでおります。
この歳出に対して、北海道は、国保事業費納付金や国や北海道の調整交付金、国庫負担金などで賄う必要があり、市町村が納める国保事業費納付金を1,273億円と見込んでおります。
次に、2北海道内市町村国保特別会計ですが、国保事業費納付金1,273億円から、国や北海道の支出金などの個別歳入と、市町村における特定健診等の個別歳出を足し引きした保険税収納必要額は1,116億円となり、各市町村は、保険税や保険基盤安定繰入金、国保積立基金繰入れなどにより財源を確保する必要があります。
次に、資料2ページを御覧ください。
3江別市国保特別会計、(1)令和8年度納付金概算額と国保税収納見込額との比較ですが、北海道から示された市の納付金概算額は、1に記載のとおり、医療分、後期高齢者支援金分、介護納付金分、子ども・子育て支援金分の合計が28億6,277万6,000円で、2個別歳入個別歳出を足し引きした3保険税収納必要額は22億4,381万2,000円となりました。
一方、6国保税収納見込額について、医療分、後期高齢者支援金分、介護納付金分を現行の税額で推計し、新たに設定される子ども・子育て支援金分を北海道の推計で算定したところ、合計で23億7,893万2,000円となり、7収納過不足見込額は1億3,512万円で収納見込額が収納必要額を上回りました。
次に、(2)今後のスケジュールですが、今月、令和7年度第2回江別市国民健康保険運営協議会を開催し、事業費納付金概算額の報告のほか、税額改定の諮問、協議を行います。
1月に北海道から事業費納付金確定額が通知されますので、令和7年度第3回江別市国民健康保険運営協議会で改めて納付金確定額に基づき税額改定の協議を行い、答申いただきます。
この答申の内容を基に、2月に国民健康保険税条例の改正について市議会に提案し、4月の税額改定とさせていただく予定です。
以上です。
委員長(干場君):ただいまの報告に対し、質疑ございませんか。
岡君:これだけでは全体像がよく分からないところがあるので、お伺いします。
昨年度の段階で今年度予算で保険料率の改定があって、そのときの資料等では、令和12年度に都道府県統一の標準の保険料になるということで、それに向けて、令和7年度以降、基本的に毎年保険料アップの改定をしないと立ち行かなくなるということだったかと思います。
今回、来年度の状況について資料が出てきているわけですが、改めて令和8年度分を計算してみると、現時点では子ども・子育て支援納付金分がプラスになるけれども、それ以外のところは収支過不足見込額の部分がプラスになっているので、今の時点では昨年度想定していた改定というのは、子ども・子育て支援納付金分を除くと必要がないと読めるのです。こういう理解でよろしいでしょうか。
国保年金課長:委員が御指摘のとおり、今回示された概算納付金ですと、介護納付金分は若干不足ですけれども、子ども・子育て支援納付金分を設定したとしても過大であるといった状況になっております。
岡君:ですから、このままであれば、子ども・子育て支援納付金分を除いて改定はしなくてもいいのではないかなというふうに思えるのですが、問題は、資料1ページに書いてあるように、これは令和8年度診療報酬改定等が見込まれていない計算であるということです。全国の病院がこれだけ赤字という状況にありますので、診療報酬改定は一定程度のプラスで来るだろうというふうに見込まれています。その辺のスケジュール感なり、診療報酬改定を見越した増額の通知というのはどういう感じになるのでしょうか。
国保年金課長:今回示されています概算納付金には、令和8年度に予定されています診療報酬改定分は加味されておりません。というのは、診療報酬改定方針は、今月、国から示される予定ですので、それを踏まえて、1月には、診療報酬改定分を見込んだ確定額が通知される見込みとなっております。
岡君:了解しました。
今後のスケジュールにある1月の通知の段階で診療報酬改定分を見込んだ額が示され、2月の第1回定例会で提案していただくときには、それも含めたものが提案されるとのことですが、恐らく、子ども・子育て支援納付金以外の部分もプラスにならざるを得ないのではないかと思いますけれども、そのあたりの感触を再度伺っておきます。
国保年金課長:先ほど申し上げましたとおり、確定額では診療報酬改定分などがプラスされますので、それを加味しますと、確定額というのは恐らく上がってくるのではないかというふうに予想しているところです。
ただ、確定額が通知されまして、それを基に、今後開かれます江別市国民健康保険運営協議会で協議の上、その結果を答申していただいて、議案として提出させていただきたいというふうに考えております。
委員長(干場君):ほかに質疑ございませんか。
吉本君:令和8年度から徴収が始まる子ども・子育て支援納付金と書かれているところなのですが、資料2ページの説明では、子ども・子育て支援納付金分は北海道の推計と書かれていますけれども、このことが広く提案されたときに、例えば後期高齢者だと、1人当たり200円など具体的な数字が出てきたという記憶があるのです。
インターネットを見ますと、保険種別によって、このくらいの世帯年収だとこれぐらいというのが出てくるのですけれども、一番心配なのは低所得者の負担増になるのではないかということなので、この北海道の推計というのは、そういうような軽減なども含めて出されているものなのか、それとも、そういう具体的な数字は全く想定されていないのか、この数字をどのように見たらいいのかお聞きします。
国保年金課長:今回、北海道が示してきたこちらの数字については、概算納付金ということで、所得割や均等割、平等割というのは概算で示されております。
具体的に申し上げますと、所得割は0.26%、均等割は895円、平等割は878円という金額が示されております。さきに示されております国保の年間平均額では、1人当たり3,000円ぐらいとされていますが、所得が低い方につきましては、7割軽減、5割軽減、2割軽減がございます。
北海道では、確定額が通知されますと、それを基に、子ども・子育て支援納付金分については令和8年度から全道統一にすることを目指していますので、大きく外れることはないと思いますけれども、これぐらいの金額になる見込みであります。
吉本君:今、具体的な数字が出ましたけれども、あくまでも今の時点で想定されている数字なので、あまりこの数字にこだわってはいけないと思いますが、1人当たり3,000円というのは年間の金額ということでよろしいですか。
国保年金課長:委員が御指摘のとおりです。
吉本君:子ども・子育て支援納付金分については、今の時点での情報をお伝えいただきましたので、それで了解いたしました。
もう1点ですが、収納過不足見込額もまだ納付金額が確定していないので、約1億3,500万円というのは取り過ぎというか、税率だとこれぐらい増えるのだということが分かりました。
基金のことについてお聞きしたいのですけれども、現時点では、基金を入れるというような想定はしていませんが、納付金確定後のことは分かりません。令和6年度の決算では、余ったお金を基金に入れるというような決算報告があったと思うのですけれども、現時点で基金がどれぐらいになっているのか、その数字を教えてください。
国保年金課長:基金の状況ですけれども、令和6年度末では2億4,000万円ほど残額がございました。
今年度は途中のため正確には見込めないのですが、昨年度の収支残があった分と今年度は国民健康保険税を上げたことから、令和5年度以降のように数億円減っていくといったことはございません。
吉本君:少なくとも2億4,000万円あるということは了解いたしました。
今は初期の情報なので、これからの推移を見せてもらいたいと思います。現状は了解いたしました。
委員長(干場君):ほかに質疑ございませんか。(なし)
以上で、本件に対する質疑を終結いたします。
これをもって、健康福祉部所管事項を終結いたします。
健康福祉部退室のため、暫時休憩いたします。(10:24)
委員長(干場君):委員会を再開いたします。(10:24)
次に、3閉会中の所管事務調査(案)についてでありますが、財政運営についてを議長に申出いたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。(了)そのように確認いたします。
最後に、4その他について、各委員からございませんか。(なし)
事務局からございませんか。(なし)
以上で、本日の委員会を散会いたします。(10:25)

